代表取締役 白江英明
『脱!化石燃料』を目指して
再生可能な自然エネルギーを広く普及し、二酸化炭素排出量の低減と地球に優しい循環型社会を目指し活動しています。
山武地域にも、山があり海があり恵まれた自然があります。
これは地域固有の大切な資源・財産であり、この大切な自然エネルギーを活用しエネルギーの地産地消、自給自足を目指し災害に強い持続可能な循環型の地域づくりを皆さま方と一緒に作っていきたいと思っております。
地球温暖化の影響により、残念ながら今後も自然災害の発生が予想されます。自然環境の負荷を抑える取り組みをしていかなければなりません。
我々は、大切な自然資源を次世代に繋げる為にこれからも頑張っていきたいと思います。
「ペレットストーブ」・「ペレットボイラ」の販売
間伐材や林地残材から作られた木質ペレット燃料の販売
山武地域は古くからサンブスギの産地として林業が盛んでした。 サンブスギの特徴は、曲がりが無く、断面がほぼ円に近く、色はきれいな淡紅色、油分が比較的多く長く使うほどに木目が美しく浮かび上がります。 また、花粉がほとんどつかず、花粉症対策の優良品種のひとつとして選ばれています。 しかし、溝腐病(スギ非赤枯性溝腐病)に非常に弱く、その被害は現在山武地域にある杉の約80%以上にものぼるとの事です。
中心部分が「溝腐れ病」により腐食されています
こちらは大きくカーブした「材」。こちらも真ん中辺りに「溝腐れ病」がみられます。
溝腐病に侵された杉は、建材としての活用が難しく材木としての価値は著しく低下しています。また、後継者不足や輸入材の増加と相まって放置されたままの杉林が増加しています。
私達は、放置されたままの林地残材・間伐材等の森林整備、森林保全をを促進し、健全な森林を作り、育て、守っていくことが大切な役割であり次世代に繋げていく為に必要不可欠な事だと思い活動しています。
建材として活用が出来ない木材においては、薪、木質チップ(細かく粉砕)にしての販売や熱利用(バイオマスボイラー)、発電利用(バイオマス発電)等、木質資源の有効活用を推進し、活用しています。
健康なサンブスギの断面(見事に真円です。)
健康なサンブスギの林(本来の森林の姿です。)
森林資源の循環の為、木材利用だけでなく苗木の生産にも着手しております。
生産技術に関しては日本製紙グループさまにご指導をいただいております。